百式2.0のメッキについての対応、並びにガンプラのメッキ仕様について(追記あり)


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狂おしいほど2.0の百式が愛しくてかわいい(病的

製品版のメッキ状態に色々物議が醸し出されているMG百式2.0。

確かに状態の差が大きくショックを受けた人もおられるでしょう。

今回の対応方法も込みで記事にしようと思います。

※6月3日に追記を入れております。

 

 

 

 

・百式ver2.0のメッキの状態に問題があればバンダイさんへ

 

今回購入したMG百式ver.2.0のメッキに色ムラなど大きな問題があればバンダイさんへ。

今日電話で聞いた話だと

問題のあったパーツと、どういう問題があるかを書いたメモなどを一緒に添えて着払いなどでバンダイさんに送る。

到着後バンダイさん側で問題が確認されれば交換対応をしてくれるそうです。

→ バンダイホビーサイトのお問い合わせページリンク

このリンクを参考にバンダイさんに対応をお願いしてみましょう。

いきなり送るのが不安であれば一度電話などをして確認してみるとよいでしょう。

ちなみに『着払いなどで送って~』というのは実際バンダイホビー事業部相談センターに問合せをしていただいた回答です。

当店で購入した百式であれば『電話とか問合せとか正直ちょっと怖いというか、億劫というか・・・』という人がおられるなら代わりにお問い合わせもさせていただきます。

パーツをご持参の上お気軽にご相談下さい。

(う、ウチには着払いで送ってこないでね(;´Д`) )

 

・『百式2.0はメッキじゃない』は間違い

ツイッターなどで「今回メッキのムラが酷い」という意見がかなり多く心を痛めている人が多いのは事実。

でもその流れが『今回の百式はメッキじゃないらしい』とか『メッキじゃなくて塗装だからおかしい』『普段のメッキの仕様じゃなくて塗装仕様だからおかしい』みたいな流れになっていくのは悲しいところ。

確かに今回普段とは違う色合い、風合いに仕上がっている百式2.0.

だからこそそういう疑問をもつのは仕方ないのかも知れませんが・・・。

実際その辺についてどうなのかある程度はハッキリさせておきたいですよね。

 

・ガンプラのゴールドメッキについて問合せしてみました

 

わかんないことは聞いてみよう!ということでバンダイホビー事業部相談センター様にメッキについて色々聞いてみました。

店長が聞き及んだところなので細部に違いがあるかも知れませんが、その辺はコメントなんかでご連絡いただければ幸いです(*’▽’)

 

まず今回だけに限らずメッキパーツの仕様について。

 

→アルミメッキをパーツに真空蒸着させて、その上からクリアイエローなどのコート剤を吹き付ける事でゴールド調の色合いを出している。

 

これが今回のMG百式2.0に限らずガンプラのゴールドメッキパーツ全体の工程になっているそうです。

 

前回のMG百式もアカツキも今回の百式も工程そのものは同じで、上に乗っているコート剤の違いで色合い、風合いを変えているとのこと。

 

だからクリアコート色は薄め液なんかであっさり取れちゃうんですね。

 

ちなみにこの仕様は今に始まったことではなく、さっきも少し書きましたがガンプラのゴールドメッキパーツそのものがそういう仕様で作られています。

※(6月3日追記)その後更に問い合わせました。

・プレゼントキャンペーンで『純金メッキPGガンダム』など、特別な仕様で作られたもの以外メッキの上にクリアを乗せる『ゴールドメッキ』仕様とのこと。

・メッキの作業も静岡で。

 

という回答をいただいております。

 

 

 

→ 以前作ったBB二代目大将軍のレビュー

 

以前書いた記事でもメッキのゴールドを薄め液で消しています。

 

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もちろん今回の百式2.0も同じ仕様なのでクリアーコートは薄め液でアッサリ取れます。

それどころか無水エタノールでも。

 

 

なので今回の百式2.0の仕様を『普段とは違うガンプラのメッキじゃないかどうか』という疑問については『普段通りの工程で作られたガンプラのメッキパーツ』と言えるのではないでしょうか。

 

 

・薄め液でシルバーが取れるのは何故?

 

「薄め液でシルバーが取れるからメッキ仕様じゃない!」なんてお話しもチラチラ聞こえたのでここについても補足。

 

昨日の夜からちまちま実験をしていたのでその辺も踏まえて。

 

上のクリアーコートが薄め液などで落ちるというのは前述したとおりですが、その下のシルバーはいったいどうなのか?

 

(昨日ツイートで少し誤解されそうな書き方をしてしまい恐縮です)

 

下のシルバーを薄め液などで落とそうとするのは可能です。(誤解を恐れずに言えば)

但しそれは『溶剤そのものが全てのシルバーを落とす』と言うよりは『薄め液などでシルバーにダメージを与えて筆などでこそぎ落とす』というイメージ。

なので『薄め液で落ちるからメッキじゃない!』という意見はちょっと違うかなあ・・・と。

 

トップコートをした上にアルコール塗料で塗装をしてもトップコートが溶けたりはしませんが、綿棒などでこすれば剥がれてしまうのと同じ印象を受けました。

アルミメッキそのものに影響がなくともその下のプラなんかの反応もあって、こすったら落ちるくらいに弱くなってしまう。

結果薄め液なんかでも取れてしまう・・・といったところではないかと個人的に結論付けました。

 

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ちなみにこちら昨日の夜からずっと薄め液につけていた百式さんのランナー。

シルバーはボロボロになっており、拭うと取れます。

ですが付けておけば均一にすべて落ちるといった感じではありません。

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そしてこちらが漂白剤につけて薄め液で洗浄した百式さんのパーツ。

驚きの白さに!

 

※漂白剤でメッキシルバーが落ちるのは『落ちるのではなく漂白されて色が落ちているだけ』というお話を聞いたこともあります。

この辺について詳しい話が分かる方がいれば聞いてみたいところ。

※※お客様より『漂白剤と化学反応をおこしてシルバー部分は溶けてるんだよ~、色落ちじゃないぜ~』という大変参考になる情報をいただきました。

大変参考になりました! ありがとうございます(*’▽’)
ウォルター先生ばりに勉強になりました。

 

 

こんな感じで(店長メッキ落とし今回が初めてですが)従来通りのやり方で百式2.0のメッキは除去可能です。

なので「薄め液でシルバーを除去できるからメッキじゃない」というのは間違いかな?なんて。

※文末にちょっとした実験をしています。

 

もっというと「漂白剤では落ちないからメッキじゃない」は間違い。

上のクリアーコートを落とせば漂白剤でメッキは落ち(色が抜ける?)ます。

 

 

 

 

おわりに:とりあえずバンダイさんに連絡しようぜ!

 

という訳で少しムチャクチャな文面にはなりましたが、バンダイさんにも話を聞いたうえでの結論としては

 

『百式2.0はガンプラとしては従来の工程で作られたメッキパーツ』

というものに個人的になりました。

 

今回のムラなどは確かに残念ですが、対応もしてくれますし、百式2.0そのものの魅力は素晴らしい物。

 

今回そういう状態で心傷ついているアナタ、是非バンダイさんに対応してもらって改めて百式2.0の魅力に触れてくださいな!

メッキの説明については足りないところ、間違っているところもあるかも知れませんが実際聞いて確認した今の私の結論でございます。

この内容がお役にたてば幸いでございますよ。

 

以上、百式2.0のメッキについての対応、並びにガンプラのメッキ仕様について でした!

 

ちなみにメッキ除去などもご要望いただければ(有料にはなりますが)対応させていただきますよ~ご希望あればお気軽にお問い合わせください。

次回はメッキ漂白のやり方などを記事にしてみようと思います。

 

※(6月3日追記)ちょっと最後に実験した結果をお知らせ。

他のメッキパーツとの比較になればと思い、何体かメッキパーツのランナーを使って実験を行ってみました。

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こちらは容器にシンナーを注ぎランナーを漬けこみ12時間経過させたもの。

左から百式2.0、C-3PO、BB戦士殺駆頭(闇将軍 超鋼VER.)

 

百式のランナーはほとんど落ちていませんが、C-3PO、殺駆頭の方はほぼ分解されています。

 

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こちらは8時間。

上が百式2.0、下がRGストライクフリーダム。

ストフリのメッキ下地でこんな色だったんですね・・・。

 

正確な時間経過などをお見せする術がないのでこの画像と記事でのみ信じていただくしかないのが心苦しいのですが・・・

こんな感じになりました。

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ちなみにこちらは百式2.0の漬物3日ものでございます。

同じメッキでもだいぶ差がある感じがしますね・・・。

百式よりもむしろ他のパーツの落ちっぷりにびっくりです(汗

 

こっからは個人的な見解です(正確な根拠などはないのであくまで与太話として)

 

百式のメッキ、若しくはメッキに施されているコート剤などが通常とは違うのか、薄め液でもなかなかメッキの分解までには至りませんでした。

メッキを半艶にするという工程がこの差を生んでいるではないでしょうか。

※というかむしろ従来に比べて薄め液でメッキ落としにくくない?MG百式2.0

 

 

メッキって奥深いですね・・・。

 

今さらですが上のクリアーだけ落としてメッキを下地にリペイントした方がやりやすいのかも(‘ω’)ムムム。

 

ちなみにシンナー漬け、漂白剤漬けはパーツにダメージを与えますので自己責任でお願いいたします。

換気にも気を付けて!

 

 

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16 thoughts on “百式2.0のメッキについての対応、並びにガンプラのメッキ仕様について(追記あり)”

  1. コメントありがとうございます!

    お役に立てば幸いです。

  2. 店長、凄くよくわかりました。

    チタニウムフィニッシュとか、百式のHDカラーも今回の百式同様に異物、キズ、ムラとかありましたけど限定版だけに買う層も限られてたと思うので、ほとんど騒がれませんでしたが、百式2.0となるとメーカーさんもいっぱい作るし、みんな買うので、騒がれてしまったと思います。

    ただ、HDカラーとは色味を変えてるので結構バンダイさんもこの色味を研究したんだと思うので、熱意が空回りしちゃったカンジになってるのは残念です。

    今回のことでメッキに消極的にならないでいただきたいです。
    メッキは外せない!って意気込みを感じたので。

    ただ、高いメッキを剥がして塗り直すユーザーさんの切なさも想像出来るので、いろいろ大変ですね。

    ありがとうございました

  3. 記事お疲れ様です!
    メッキのあたりはずれは今までのメッキキットにもあったはずなんですが、やはり百式だけに反応が大きいですね。
    まあ自分の購入分はまだ手元に来てないので、なんともいえませんが、だめだったら白式にします。ホビーの虜さんのところの半分白式よかったですよー(^∀^)

  4. コメントありがとうございます!

    今回の百式は注目度が高かったこともあり、色んな感想や意見が出回っていましたね~。
    メッキパーツというガンプラ好きには当たり前のアイテムについて思わず意識する機会になりました。

    個人的にメッキキットというのは通常のキットの位置づけとは違うスペシャルなプレゼント感があり、その中でも今回の百式は百式の認識を改めるレベルのキットバリューを感じました。

    私もよんじゅうなな様同様、メッキキットを今後も楽しみにしている一人です。

  5. コメントありがとうございます!
    百式という存在が如何に注目し楽しみにされていたかわかる出来事でしたね・・・。

    メッキキット大好きな私ですが今回メッキ落としを経験して『お、これはこれで・・・』と新しい感覚に目覚めたのもまた事実(笑)
    ホビーの虜さんのメカニカルクリア的な半分白式、素敵ですよね(*’▽’)

  6. 今日届きましたが、気になるほどではないです。
    気になるものをみてみたい。

  7. コメントありがとうございます。

    個体差があるみたいですね・・・、検索してみると画像などがアップされてる方も。

    今度(気になるかどうかはわかりませんが)メッキを落とす前のキットの画像を記事にしてみますね。

  8.  この検証にはいささか疑問に感じるところもあります、私以前発売されたゴールドスモーで同じようにランナーの名前部分をうすめ液で表面を同じ条件でメッキ表面層クリアーを剥いだところ百式ver2.0の方はメッキ層3層クリアーまで剥がれ、ゴールドスモーは漬けた時間が少なかったのか1層目表面クリアー層がとれただけでした。

     後ゴールドスモーのクリアー層を剥いだ跡メッキ層ですが、うすめ液ではびくともせずそのまま、百式ver2.0の方は透明プラが出てきました

    バンダイさんの「同じ製法」という回答にはいささか嘘が混じってると思われます。でなければこれ程の差は出ないですし、相当質の悪いメッキなのか、何か失敗してしまったと思われます。

  9. コメントありがとうございます。
    なるほど・・・今回は百式2.0だけで調べてみましたが、他のメッキキットでは落ちようが違うという結果もあるんですね・・・。
    参考になります。

    もし他のメッキパーツが手に入る様でしたら(バンダイお客様センターに問い合わせてみることも含めて)更に検証してみようと思います。
    貴重なご意見、ありがとうございました。

  10. 店長検証有難うございます
    僕は初めてのメッキキットでした
    一部に変な波ラインが入っていて全体に少し埃がついた程度の物
    親戚がメッキ工場で働いているのでメッキパーツを見てもらい簡単に説明してもらいました。

    真空蒸着は定着用ベース下地をスプレーで吹き真空釜の中でアルミを熱し蒸発、釜内で霧状になったそれを表面に蒸着させ、最後にクリアーカラーの特殊塗料(色付き等)をスプレーで吹き付けて仕上る方法ですので、メッキの種類ではコストが低く、扱う所によっては塗装メッキと呼ばれる事もあるようです。

    シンナーやエナメル系溶剤には弱いとの事です
    百式2.0は表面がつや消しなのでガンプラで使う塗料の艶消しコートと同じような物なので擦れなどで容易に傷がつくとのことです

    純粋なメッキと違いプラモデルをしている人が見たら塗装メッキとも呼ばれるしやってる事が塗装と変わりないのでそう思っても仕方ないとのことですが、確かにメッキだそうです。

    信用に足らないと思いましたらメッキ会社に聞いて見ると良いとのことです。

    メッキパーツを見て貰いましたが「大量生産じゃ出荷出来るレベルではないかな?」との事でした・・・・・・・・・
    それでは失礼します。

  11. コメントありがとうございます!

    丁寧なご解説ありがとうございます、大変参考になりました(*’▽’)
    これを書くに当たって少しだけ調べましたが、メッキは奥が深いですね~・・・。

  12. 店長いつも放送楽しませていただいております
    私自身手元にある百式のメッキが残念な状態なので
    こちらのページを参考に明日バンダイさんに相談したいと思います
    検証、対応方法の記載助かりました、有り難うございます。

  13. コメントありがとうございます!

    当記事がお役に立てたようで大変うれしく思います。
    百式2.0はいいキットなので、よい結果になって組み立てられることを切にお祈りいたします。

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  14. 本日バンダイさんより交換品が届きました
    吹きつけも均一で満足のいく状態でした
    早速組み立てたいと思います
    重ね重ね本当に有り難うございました。
    次の放送を楽しみにしています!

  15. 無事届いたようで安心いたしました。

    少しでもお役に立てたなら光栄です(*ノωノ)
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

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