前回の記事のやり方を元に、今度はガンプラマーカーを使ってパーツの広範囲を塗装します。
・・・ここまでやるならプラカラーでやれよ!という意見もありますが、アーアーきこえなーい。
エアブラシ? 私の辞書には(現時点では)存在しない!orz
こんにちわ、ホビーショップくらくら店長です!
ちょっとした部分塗装などには非常に便利ですが、1パーツまるまる塗るには不向きなガンダムマーカー。
今日はそのガンダムマーカーを使って広範囲を塗装する方法をお話しいたします。
普通に使うと画像の様な感じで下地が透ける、ムラが目立ってしまう・・・などになってしまいます。
これはガンダムマーカーだけという訳ではなく、色自体の強さも関係しています。
これを隠ぺい率と言い、同じ塗料でも隠ぺい率の強さでこのムラの目立ち方が変わってきます。
どの色の隠ぺい率が・・・とかそういうのは正直なところ知識がないので(ホビーショップ店長がそれ公言するってどうなんだ)今回は私が普段やっている、基本にあまり忠実でない我流の塗り方で説明させていただきます。
まずキット側に下ごしらえを行います。
使うアイテムはこちら!
三菱鉛筆 ペイントマーカー 細字 PX-21 銀
・・・プラモ関係のツールを本当に紹介しないプラモブログだなぁ(汗
このペンを使って塗りたい箇所を塗り、下地処理を行ってしまいます。
これも塗料皿にインクを出して塗ってしまうのが一番楽だと思いますが、そのまま塗ることも一応は可能です。
油性なので換気には気を付けてくださいね。
こいつはプラモの色をほとんど隠せます。
こんな感じに!
(肩は比較用、腹と足に関しては塗っていません)
ちなみにこれが元キット。
黒だろうが茶色だろうが問答無用で隠してくれます。
そして塗料が完全に乾いたら(速乾性なので2時間もあればほとんど乾きます)この上につや消しラッカーを吹いてください。
このラッカーが乾けば準備完了です。
前回の記事を参考にガンダムマーカーを塗料皿にインクを出してしまいます。
出した後、少しだけ待ってインクの粘度が気持ち固くなるのを待ってください。
(水の様にさらさらだとムラが出やすくなります)
そして全体を筆で塗ってしまいます。
面を塗る時は平筆で塗りましょう。
塗る際、まず縦に、その後横に塗っていきます。
縦横の順番はありませんが、一方通行で塗ってください。
塗った方向を逆に筆を返して塗ると、ムラが出てしまいます。
これで一回塗り切ったら、たとえムラがあったとしても一旦筆をおき、軽く乾燥させます。
筆塗りは一回の作業ではキレイに塗ることはできません。
深追いして塗れば、塗った部分が剥げていくという悪循環に陥ってしまうからです。
乾いたのを確認したら、改めて同じ作業を行い、自分の納得のいく状態になるまで行います。
厚く塗りすぎるとモールドなどが隠れしまうので気をつけましょう。
店長はこれくらいで満足しました。
ガンダムマーカーと筆でもこれくらいには綺麗になります。
ちなみに重ね塗りを重ねれば下地を銀にしなくてもキレイに塗ることは可能です。
つや消しを吹いて、同じ作業を繰り返すだけです。
これは銀の下地を入れずに塗装したもの。
よーく見ると下地の色が透けて見えてしまっています。
これはポピュラーなやり方ではありませんし、本当にムラなく塗ろうとすればエアブラシを使用するのがベストでしょう。
ですが限られた条件、環境で塗ろうと思えばこんなやり方もあったりします。
もしよかったら参考にしてみてくださいね。
ではでは!