以前にコピックでの塗装の仕方を記事にしたことがありますが、今回は実際にトップコートの上から塗装をするとどうなのか?について記事にしてみようと思います。
まずは何もしていないキットに塗装を試みています。
最初に鉛筆、なにもしていなくてもHBくらいの濃さならしっかりかけます。
しっかりかけますが消しゴムで消せば完全に消しきることができます。
なのでこの特性を利用して
鉛筆でスミ入れをして、上から消しゴムでなぞって余剰分を消してしまうというやり方も可能です。
この辺は普通のガンダムマーカーで行うスミ入れのやり方に似ていますね。
次に色鉛筆(ウェザリング用などではなく普通の色鉛筆)
あんまりかけませんし、少し拭ってやれば簡単に消えます。
最後にコピック。
結構色は乗りますが、無水エタノールで拭いてやればほとんど消えてくれます。
このパーツを今度はクレオスさんのアクリル性のMrスーパークリアーつや消しに吹き付け、同じように塗装してみます。
ちなみに今回は乾燥機に2時間ブチ込んで乾燥させました。
自然乾燥なら1日くらい置いておくとよいでしょう。
まずは鉛筆。
軽く書いてもしっかり色が乗ります。
消しゴムで消せばしっかり消せますが、微妙に残ることも。
消し加減で風合いを変えられるので、ウェザリング的に使うことができます。
色鉛筆。
先ほどは薄くしか乗りませんでしたが、トップコートの上からだとしっかり色が乗っていますね。
しっかり色が乗る分、消しゴムなどで消すのが難しくなっています。
色鉛筆は完全に消すのは無水エタノールでも少し難しいです。
この特製を利用して薄く塗ってこすり消すことで色をボカし、グラデやウェザリング的な風合いを出すことができます。
こちらのキットもダクト部周りをこのやり方で塗装しています。
コピック。
こちらは乗る感じがあまり変わりませんが、ふき取りにトップコート前と後で結構差が出ます。
色がかなり落ちにくくなります。
強くふき取ってもミゾにはかなり色が濃く残ってくれます。
拭き加減を変える事でグラデ感も出せますし
ミゾを狙ってコピックを塗り、無水エタノールをたっぷり目に含ませてふき取ってやることでスミ入れをすることもできます。
こんな感じでトップコートをすることで様々な塗料で色を塗ることができるようになります。
ちなみにこれはアクリル性のスーパークリアーなどでないと難しいです。
これを水性のトップコートでやると・・・
水性だと無水エタノールなどで拭いた時トップコートごと持っていかれます。
なので同じような運用ができません。
この特性を利用してなんかできそうな気もしますが・・・とにかく水性だと無水エタノールでふき取れちゃいますよ、と今回の記事では納めさせていただきます。
こんな感じでトップコートを吹く事で色々な書き方、塗り方ができますよ!というお話しでした。
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