「パチパチっと説明書を組むだけでこんなにもかわいい子が降臨する」FA:G!
アニメのかわいさについつい買ってしまった紳士淑女の皆様も多いかと思います。
簡単にできるとはいえ、初めてのプラモだとなにをどうして良いかもわからないこともあるかと思います。
今回この記事は「こんなやり方もあるよ」的な選択肢を極力書かず、店長の独断が多分に入りますがシンプルに一本道な作り方を記事にしてみようと思います。
今回のキットはFA:G 迅雷indigoさんです。
道具はシンプルにニッパーとハサミだけとしました。
接着剤とかヤスリとか色々必要そうなものはたくさんありますが、今回はこれだけ!
ニッパーはアニメに倣ってコトブキニッパーにしましたが、お近くで売っていない場合もあると思いますのでもちろん他のニッパーでもOKです。
なにはともあれパーツを袋から出していきます。
袋は手でひらくのではなくハサミでキチンと開けましょう。
手で開くとパーツにダメージが入ることもありますので。
そして袋からだしたパーツははこにいれておきます。
パーツには番号がA.B・・・と言った感じでナンバーが割り振られていて、その表示が印刷されています。
こんな感じで。
なので箱のどっち側からでもいいのでアルファベット順に並べて入れておくと組み立てる時にパーツを探す手間が減って便利です。
ちなみにパーツがくっついて一塊になっている状態のものをランナーと言います。
ここからは分かりやすくするために塊をランナー、一個一個の物をパーツという事にします。
この状態がランナー
それを切り離したものをパーツとします。
パーツを全部出したら説明書を開き、パーツの一覧と実際のパーツを見比べて欠品などがないか確認します。
もし初期不良などがあれば外箱にお問い合わせの連絡先がありますので連絡しましょう。
今回ご紹介する迅雷さんに限ったことではありませんが、プラモによっては余りパーツがでることがあります。
いろんな理由がありますが、たとえば他のキットのパーツを流用して構成などしていたりして余る・・・などがあるわけです。
余りパーツは説明書に書いてありますので、予め切り取っておくとよいでしょう。
この時にランナーの見方、パーツに割り振られている番号の見方なんかを確認して慣れておきましょう。
ここまでやったら休憩、若しくは一回中断しましょう。
一気にやると疲れますよ!
個人的な意見ですが、初めてプラモを作る時はそのパーツの量、作業工程の多さに辟易して辞めることが多いように思います。
区切りをつけながら「少し物足りない」くらいの作業を繰り返せば作りやすいのではないかと思います。
さて、とうとうニッパーの登場です。
「ゲート跡が~」とか「合せ目が~」とか耳にしたことがあるかも知れませんが、今回は一切に気にしなくていいです(あくまで今回の記事では)
使う道具はニッパーだけ、切り方は1種類、『二度切り』だけです。
まずランナーからパーツを切り離します。
その時パーツのギリギリを切るのではなく、少し余裕を持って切り離していきます。
1cm前後くらい残して切るといい感じですが、いちいち計って切るのも面倒なので、画像くらいにピョコッと残る感じで切ります。
そして改めて切り残しのでっぱりを切り落とします。
切る方向や向きなど、細かなやり方はありますがまずは二度切りだけでも意識しておくといいです。
ちなみにランナーに繋がっている状態から直接余裕を残さず切ろうとすると切りにくいうえ、思わぬ傷を入れてしまう事もあります。
(もうちょっというと一回で切り離そうとすると、切り離しの時の圧力がパーツの断面を白くする現象が強く出ることがあるからです)
切り方一つとっても色々あるんですが、まずは二度切りだけ意識しときましょう。
切ってはいけない部分を切らないように要注意です!
説明書を元にパーツを切り離し、組み立てていきます。
ランナーは取り出して切り離した後並べ直すようにすればランナーを探す手間がなくなり、作業を進めやすいです。
今回のやり方で言えば恐らくですが組んでいる時間よりも何かを探している時間の方が長くなりがちです。
探している時間が長いとやる気もそがれがちなので極力そんな時間がないようにするといいですよ。
説明書には組立の際メーカーさんが気を付けてほしい部分に説明の為の記号を表示してくれています。
やっていると見落としがちになってしまいますが、組み間違えはリカバリーに時間がかかったり破損の原因になったりしますので、説明書を見る時はちょっとだけ注意しておきましょう。
組みあがったパーツはなくさないように箱に入れて保管しておきます。
この時はランナーを入れている箱とは別の箱に入れておくとよいです。
こんな感じで切っては組み、切っては組みを繰り返していきますが一気に完成させるのはしんどいことはあると思います。
そんな時無理に組み続ける必要はありませんが、休憩を中断をする時はどこでやめたのか分かりやすくしておきましょう
例えば「説明書の15番まで組んだ」など。
キリのいいところで終わらせておけば再開もしやすいです。
メモなどを残しておけばもっと良いと思います。
ハンパに切り離しただけのパーツなどは紛失の原因などにもなります。
パーツの紛失はやる気をザックリ割いてくれるので、絶対に避けたいところですね。
そんなこんなをしていればほら目の前に迅雷さんが!
「説明書を見て組み立てる」というシンプルな作業の中にも色々なやり方があり、初めてプラモを組む場合どうしていいか悩んでしまうと思います。
なので今回は極力シンプルなやり方だけをご紹介してみました。
今回のやり方だと仕上がりなどに不満が残ってしまうかもしれません。
その不満が起きた時に初めてそれを解消する技法を調べてもいいのではないかと個人的には思うのです。
いろんな技法、作業方法にはその理由が存在します。
なんでそれをしたほうがいいのか、綺麗になるのか、楽なのかという理由を体験してからの方がより楽しいと思いますし、理解も早いでしょう。
なのでまずは色々考えずにシンプルにサクッと組んで愛でて!
そこから更にかわいくカッコよくしたいと思ってから色々調べていきましょう(*’▽’)ノ
これからの素敵なプラモライフ、FA:Gライフのキッカケになれば幸いです。
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