どうしてもガンプラを楽しむにあたって課題になる問題。
それは『時間』だと思います。
カッコよく作りたいけど、時間がかかりそうだし作っている暇が作れないかも知れないし・・・。
そんな感じに悩んでおられる方の為に、あまり時間をかけなくても色も塗れるお手軽フィニッシュのやり方を記事にしてみようと思います。
多分慣れてくればHGUCくらいなら1日で完成すると思いますよ、ガンプラを楽しんでみましょう!
という訳で早速組み立てていきましょう。
今回はHGUCジョニーライデン専用ザク。
選んだ理由は特にないんですが、パーツの総数などが割と平均的で比較をしやすいのではないかと。
(個人的に作ってみたかったというのが一番の理由ですが)
まず組立て行きますが、今回はできるだけ時間をかけずにお手軽に作るというのがコンセプトなので、箱からパーツを出す時点で少し手間を加えてみましょう。
使うのはコレ。
『なんじゃこれ?』と思う方もおられると思います。
これ、どう使うかというと・・・
こう使います。
これ、お客さん教えてもらったアイテムなんですが、実に使い勝手がいいです。
パーツをこうやって立てておくことで省スペースにもなりますし、目印をつけておけば探す手間もだいぶ省けます。
ふせんなどを用いるのが一番適格ですが、めんどうな方はアルファベット順に並べておくだけでもだいぶ分かりやすくなるのでオススメですよ。
ちなみに商品はこれ
職人堅気 ランナースタンド 立ってなさい (工具)
さて、パーツがスッキリしたところで早速組立て行きましょう。
パーツを切り出していくわけですが、その際はアルティメットニッパーが超オススメです。
アルティメットニッパーがあると時間が非常に短縮することができます。
何故なら
切っただけなのに断面図が超綺麗!
プラモを綺麗に作ろうとする際、一番時間を食うのがこの切った後の処理です。
これをカッターで削って、ヤスリで研磨して、更に細かいヤスリで磨いて・・・
これを数10、下手すれば数100パーツあるものに同じ作業をするわけですから、時間があっという間に無くなってしまいます。
アルティメットニッパーなら切ったままでも十分きれいになるのでオススメできるのです。
もちろんなくても大丈夫ですが、その際は切った後の切り口をデザインナイフでそぎ落としてやってください。
パーツを切り出した後、そのままよりもやっぱりたいらにしたほうがきれいですよね。
そんな時は
まず400番から600番のやすりで削りたい面をやすってあげてください。
ここは軽くでかまいません。
キサゲ(カービングナイフとも言います)で削ってやります。
削る時はできるだけ刃をパーツに密着させる感じで、並行に削ってみてください。
このキサゲをなぜオススメするかというと、刃が厚い為削っていてもぶれにくく、研磨を非常にしやすいからです。
おまけに刃物といってもそこまで鋭利ではないので手などをけがする可能性は非常に低く、安全に使用することができます。
これを使って削れば概ねの目立った傷やパーツを切り離した後は消えてくれます。
多少研磨傷は残りますが、途中でその傷は隠すことができるので気にすることはありません。
(時間かけて本格的に行うならしっかり処理する必要がありますが)
切り離したばかりのパーツ
先ほどのやり方で処理した部分。
跡は残っていますが、これぐらいであればあとで十分隠すことができます。
こんな感じでどんどんパーツを処理していきます。
こういうポリキャップをたくさんはめるようになっているパーツは、少しだけポリキャップのピンを短くしてあげるとハメ合わせる時かみ合わせをさせやすくなりますよ。
ガンプラの命、顔。
モノアイはシールになっていますが、それでは寂しいので塗装。
塗装といっても使ったのはコピックとガンダムマーカー・・・いわゆるペンです。
こういうワンポイントならペンでも十分見栄えがするので是非利用しましょう。
コピックを使う場合は塗りたいところをやすりで軽く研磨してあげてください。
色が乗りやすくなります。
今回はここまで。
次回は合せ目の処理について。
接着剤を使わずにできる処理の仕方を記事に致します。
レッツ休日ガンプラライフ!
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