ロールアウトカラーにも似た独特なシルエット。
完成お疲れ様でございます!
そんなスコードの人の作品です。
製作者 スコードの人
作品名 とある基地のジョークMS
設定
一年戦争後の地球連邦軍内でつかの間の平和を楽しんでいるとある基地。
そこでは所属してきた新人パイロットにわざと正規のMSでなく、整備班が余った部品でつくったMSに乗せる慣習があった。
余った部品でできたMSはもちろん他の機体とは比べ物にならないほどポンコツである。
その日も初演習に向かう新人に先輩パイロットはそのポンコツに乗るように指示した。
新人パイロットは不満そうな顔をしながら「まだお前の機体はこの基地に届いてないんだ。それで勘弁してくれ」という言葉を信じることにした。
演習内容は対MS戦。使うのはペイント弾とビームサーベルに見立てた特殊塗料が塗られた棒。
2チームに分かれて相手に色を付けあう。
敵味方どちらかの色を一部にでも塗られた場合戦闘不能となる。
「どうせ一方的にやられて終わりだろう」
操作性の悪さを肌に感じながら新人パイロットはため息をついた。
結果としてこの演習ではこのMS以外は全員が戦闘不能となった。
この機体が驚くべき機体性能を発揮したのか、それとも新人パイロットがただただ幸運だったためなのか、
今となってはその詳細を知ることはできない。
現在、データもこの機体も基地からは消えてなくなっているからだ。
機体解説
上記の設定を頭の中で浮かべながら作った機体です。
肩のほうのなんだかわからない機構ですが、これはブースターなどではなく冷却装置として機能しているという設定です。
私の脳内設定ですと各部冷却装置だらけで長時間稼働が可能というものでしたが、
技術不足であきらめました…荒が目立つなあ。
店長のコメント:
なるほど、新兵搭乗機という設定をこういう風に使われたんですねぇ。
ロールアウトガンダムにも似た特徴的なカラーリング。
ガンダムらしさをなくしながらもガンダムらしさが残すという実に興味深い顔立ちをされています。
肩部の冷却装置もシルエットにアクセントがついて素敵!
下半身のバランスも好みです。
塗装だけでなく細かく工作が入っているのも気持ちいい。
素敵な作品ありがとうございます!
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