完成形ではないけれど、手の加え甲斐のある広い可能性を持つキット。
そういう印象を受けた1/100バルバトスさん。
このキットはバンダイさんからの有償サンプルです。
まずはフレームを四方から。
今回の1/100はフレームでも飾れるくらい丁寧に作られている印象。
さすがにダボ穴などは目立ちますがフレームだけで組み立てられるところ、パーツで隠れるところにもシール処理があったりとこだわりを感じます。
全体で見ると色が足りないところもありますが、加工のし甲斐のある造りだと感じました。
各部をアップで。
アンテナの内部パーツは差し替えになっています。
カメラアイはクリアパーツでこそありませんがパーツ分けされていて大変うれしい。
さすがのフレームブリッジも余裕。
・・・ブリッジというよりも驚きすぎてひっくり返った人みたいになってますが。
トリケラトプス拳も楽勝。
ビッグベンエッジも楽勝です。
・・・本当は他の技を色々かけたかったのですが、デザインの関係上バルバトスさんは膝から下がかなり長い系の長身なので、なかなか技が決めにくかったので今回はこの辺にしました。
改めて装甲をつけて四方からグルリ。
各部をアップで。
肩アーマーに合せ目が出る以外は目立った合せ目はないように感じました。
なお肩アーマーの黄色はシール再現。
顔周りはパーツ構成で色分けが細かくなっている様に思います。
HGと比べれば省略されたパーツを再現させていたり、デザインのみだった部分がキチンと可動してくれたりと1/100らしい出来の良さがあります。
ただ不思議なのはHGではシールとはいえ再現したももの黒部分を一切再現しなかったのか・・・。
そんなに難しいところではないので塗ってしまえば終わりではあるんですが。
・・・パーツ余りとかシール貼り忘れではないと思うんですが(弱気
可動。
HG以上の安定感で圧倒的な開脚。
足先の超絶可動もパワーアップしています。
膝立ちはデザイン上しっくりきまりませんが一応可能。
足先の可動。
足首、つま先と大きく動き接地性が非常に高くなっています。
膝の可動。
膝の可動が二か所あるので正座もバシっと決まります。
開脚も楽々。
腰のアーマーはリア以外独自可動。
腰のねじり可動。
パーツの干渉があるので極端には動きません。
一回パーツを逃がしてやれば大きく動かす事は可能です。
前後の可動。
少しですが左右にも振れます。
その際、腹部のシリンダーが連動して動いてくれます。
他の部分はデザインだけのものですが、腹部だけは伸縮するようになっています(そこまで大きく動きませんが
肘の可動。
面白いのが肩周り。
胴体と肩、肩と腕と別々に接続されており腕パーツと肩パーツを独立して動かすことが可能です。
肩パーツを上側に逃がしながら背面の武器を持つことができます。
前側への引き出しがないのですが腕が長いのでこれぐらいまで持ってこれます。
首回りの可動。
前後左右に大きく動いてくれます。
バックパックは可動。
左右の黒パネルは別パーツ再現です。
ハンドパーツは2種4パーツ。
フル装備。
サーベルだけで撮影。
一色なのは残念ですが2パーツ構成でディテールはしっかりしています。
抜刀&サンライズパース!
何枚かポージング。
接続ピンはありますが差さなくても保持は可能です。
1/144のメイスを持たせてみたところ。
うん、物足りない。
1/100メイスの登場が待たれます。
どうでもいいですが素手でも異様に強そうですバル先輩。
滑空砲ですが今回は側面のパネルを差し替えするようになっております。
展開アームは可動する様になっており、長短2種類ございます。
滑空砲で何枚か。
これもまた一色成型でシール再現というところは残念ですが、差し替えなしで展開、収納状態を再現できるギミックは素敵です。
センサー部などにはシールなどもありませんので塗装してしまうと良いでしょう。
最後は両方装備で。
ハイレゾモデルとの差別化もあってか、色分けなどMGほどの緻密な完成度はありませんがプロポーションや可動など低価格で非常に高いバリューを感じました。
大きさもそうですがしっかりしたパーツ構成なのでモールドを増やしたり持ったり削ったりしても受け止めてくれる広い可能性を感じずにはいられません。
合せ目も少なく部分塗装もしやすいところばかりなので、そういうのが初めての方にも楽しめそうですね。
以上、素組レビューでした!
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フレームがフレームアームズのアーキテクトっぽいですね
他のもこのフレームを使っていくのかな?
コメントありがとうございます!
ガンダムフレームという名前のランナー名ですし、HGと同じく何かしらのバリエーションはありそうですね。
いくら設定上の売りとは言え「無印」1/100でここまでフレームを内蔵してさらに別グレードで金属パーツを使用したキットも出るみたいだしMGとの差別化はどうするのでしょうね?
ダダン ダッダッダン ダダン ダッダッダン アイルビー バック…を彷彿させるフレームで素晴らしい出来ですね。遂にスカイネットの技術を人は手に入れた(笑)
すいません。CSで第一作目がやっていたので似てるなと
コメントありがとうございます。
ハイレゾがどういうものになるかまだ分からない部分はありますが、1/100からMGにする余地はかなり残されているんじゃないかな?と個人的には思います。
1/100の出来が大変良いものなのは確かですが、まだまだギミックなどいじれそうなところがありそうなので。
もしかしたらMGの互換としてのさらに手を加えたハイレゾがあるのかも知れませんが(汗
コメントありがとうございます。
確かに似ていますよね(笑)