古民家スクラッチ2016 死んでる部屋を蘇らせろ! 雨漏り修繕編

(だいぶ掃除したあとで写真を思い出したので画像はスッキリしていますが、最初は天井板がバリバリに崩れて垂れ下がってました)

古民家に移転して半年、お客様のおかげでなんとか営業してまいりましたがいよいよ持って手狭感が限界に達してきたため、売り場拡大計画を発動。

まずその手始めとして今まで見ないふりをしてきたある部屋を修繕することを決定しました。

 

 

 

・・・(絶句)

この古民家、お越し頂いたお客様の中には気づかれた方もおられると思いますが実は2階部分が存在。

・・・あるにはあるのですが、移転する数年前になった雨漏りが原因で室内がメチャクチャになっており、ずっと見ないフリをして参りました。

ですがそうも言っていられないので、今回突入することに致しました。

 

・・・バックシ天井に穴が!

そして一つ前の画像の様に畳も水染みでグチャグチャになっています。

幸い床板は(ダメージはあるものの)歩行不可能な程でなかったのでまずここを部屋として使用できるように修繕して参ります。

 

実に対症療法ですがまずは空いた天井部分に板を打ち付け。

こ、ここはお客さんとかを招く部屋じゃないからいいんだもん!ということで見栄えよりも手早い回復を優先しております。

 

打ち付けてみたところ。

違和感?ドブに捨てろ。

 

作業するごとにあふれてくる廃材や木くず、ゴミをガンガン段ボールに詰め込んでいきます。

これらは晴れた日に燃やし尽くします。

畳もダメになっているので全部剥がしてしまうのですが、その処分に苦慮・・・。

色んな人に相談した結果、『雑草抑えも兼ねて裏庭に詰めて朽ちるのを待つ』といういともたやすく行われるえげつないエコという結論に至りました。

 

剥がしてる最中。

た、タンスが邪魔・・・!

『まずどかしてから始めろよ!』と思われる方も多いかと思いますが、ここの階段が急で運ぶのが困難な上に、このタンス中身満載なのにカギがかかっていてしかもそのカギが行方不明という訳わからん状態。

うずくまって泣いていても始まらないのでこのタンスをよけつつ動かしつつ作業を進めていきます。

 

 

そして床板の上に補強用の板を入れていきます。

まずはサイズが合うかどうかの確認。

計って買いに行ったから大丈夫さーとか軽い気持ちではめたら見事にはまらず途方に暮れる( ゚Д゚)

この古民家の歪みっぷりに興奮すら覚えてきますね。

この日は板のカットなどで微調整をしながら作業を終了いたしました。

 

 

果たしてこの部屋は蘇るのか?

 

以上、古民家スクラッチでした。

 

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「古民家スクラッチ2016 死んでる部屋を蘇らせろ! 雨漏り修繕編」への7件のフィードバック

  1. いまさら遅いといわれるかもしれませんが

    「板を張る前にラッカースプレーしておけば対腐食に効果あり」

    …ペンキは腐りませんからね

  2. ありがとうございます、参考にさせていただきますね。

  3. ネズミが言いました。「俺の寝床どこ?」タンスを開けたらお宝ザックザク入っていたりして…山分けして下さい(爆)

  4. コメントありがとうございます。

    ネズミが出ないことを祈るばかりでございます(笑)

  5. どういう形状かは見えないので詳しくは分かりませんが、ネジ穴があれば電動ドライバー等で外して分解出来るのでは?もしくは壊す覚悟で裏から押し出すなどなど

  6. コメントありがとうございます。

    改装は済んだのでそっと安置しておきます。
    壊すのも忍びないですしね。

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