店長の独り言:大きな目標を持つ若者へ言いたい事


「若者へ」なんて書いちゃうとなんとも年をとった様な気がして軽く落ち込んでしまうわけですが、御多分に漏れず幼少の頃の将来の夢を何一つ達成できなかった哀愁漂うおっさんとして、身近にいる若者と話したことを少し書いてみようと思います。

 

先日『将来は漫画家になりたい!』と仰る高校生くらいの男子(お客様としてこられたとかではなく)がおられ、どうすればいいかと聞かれました。

 

『私に聞かれても・・・』や『マンガ家も今の時代難しいものよ』など否定に根差した現実的な話で水を差すのは簡単ですが、それでは自分が高校生くらいの自分に毛嫌いしていた人と何一つ変わらないので、今の自分を顧みて思ったことを話をしてみました。

 

それは『常に全力を出さなくていい、惰性でもいいから書き続けて行くこと』

『どんなに途中でいやになっても最後まで完成させること、どんなひどい出来になっても、惰性や失敗が目についても』

『人の真似をして練習すること』

『可能ならそれを専門にしている人を師事すること』

 

ということです。

 

私自身若い時同じような夢を見ましたが、いつも状況とテンションを言い訳にしてその努力を継続せず、気が付けば殆ど何もしないまま社会人になって忙殺され霧散させました。

 

努力とは意識してするだけではなく、意識せずにそれができるようになる事も重要だとこの年になってきづきました。

 

『よし!漫画描くぞ!』と意識して毎日絵を描くのは難しいですが、時間さえあればどんな状況でもマンガを描いてしまう様なクセを付けておけば、意識なく毎日マンガを描くという事は容易でしょう。

例え毎日描いた絵のクオリティが低くとも、それを毎日積み重ねれば1年後の結果は大きく変わるのは当然の事。

例え惰性で書いていても人間なんて欲の塊、『うまく書きたい』『カッコよく書きたい』『面白いものを書きたい』と思ってしまうもの。

すると少し『うまく書きたい』と意識すれば、それに向かって行動してしまうものです。

 

 

自分の思い通りに行かなければイヤになりますが、それでも書いていれば『イヤになった時の描き方』『イヤな時に描いた時にしかわからないこと』などが自分の糧になります。

イヤな時にやめてしまえば都合のいい時に都合の良いものしか描かなくなってしまう物。

 

漫画家なんて仕事でマンガを描くわけで、むしろ気分の乗らないイヤな時に描く方が多そうなもの(私の知り合いの作家さんはそんなことを言われていました)

そんな時に描ける気持ちの作り方は重要ですよね。

 

そして誰かを常に意識しておくこと。

高校時代、漫画家のお手伝いに行った後輩がてきめんに技術をあげたのを目の当たりにしているので、やはり誰かに師事を仰ぐのは本当重要だと痛感。

 

 

・・・などということを文脈もバラバラに話をしたんですが、なんのことはない、今の年になっても自分に向って言っているようなものです(汗

 

いくつになっても成長しないもんだなぁ・・・と赤面しながらも、その子の少しでも参考になればと思い、伝えてみました。

 

私自身、そういう気持ちで日々を過ごさなければ結局若い時と同じ失敗をするなぁ・・・と反省するしきり。

 

ちなみにその子は終始ピンと来ていない様子でしたが(笑)

まぁそれも青春の1ページだよ!という事で。

 

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「店長の独り言:大きな目標を持つ若者へ言いたい事」への2件のフィードバック

  1. 歳を重ねないと解らないのが人生なので知らない事を知るのは壁だと思います。それを乗り越えた所に未来があるのを知ってほしいです。

  2. なかなか難しいところですね・・・日々勉強です。

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